写真はイコール商品です。商品撮影は、「作品を売るために最も重要視すること」です。 ネットでは買い手が手に取って見ることが出来ない為、商品のよさを伝えるには写真、とくにカバー写真として採用される1枚目の写真がキーとなります。大手ハンドメイドサイトでは、約700万点もの商品が掲載されています。その中で買い手が説明などの内容を見るに至るには、カバー写真を見て興味が湧いたから商品の内容、2枚目以降の写真を見たくなるからです。1枚目の写真が魅力的でもっとなければ閲覧すらしてもらえないのです。
写真は、スマホでの撮影より一眼レフで高画質のものを使う方がいい、という方もいますが、一眼レフをわざわざ購入して撮影するのはコストがかかります。高画質な画像はベターではありますが、スマホでも十分魅力的な写真を撮ることは出来ます。
1.商品のイメージにあった背景を選ぶ。 2.部屋の照明を消して、レースカーテンなどで直接光が当たらないよう工夫し、やわらかい太陽光の下で撮影する。(照明を使うと、反射や自分の影が映ってしまい、暗い印象になりやすい。また、直射日光の下での撮影も影が出てしまいやすい為です。) 3.商品の形や大きさがわかりやすいように撮影する。
写真に加工が必要な場合は、カメラアプリなどで加工しましょう。ただし、加工のしすぎで写真と現物が異なってしまうことはNGです。
花などの小物を使ってオシャレ感アップを狙ってもいいでしょう。掲載する写真は、1枚より2枚、3枚とアングルなどを変えて掲載すると、より買い手に細部まで伝わりやすくなります。また商品単体でなく、サイズ感や利用シーンを閲覧者に伝える為、実際に身につけた写真を掲載するのもテクニックの1つです。
ネットで商品を検索する際、カバーページに表示されるのは1枚目の写真とネーミングです。たとえば、「スタイ」を探して検索する際、商品名が「スタイ」としか書かれていないものと「可愛い桜柄スタイ」と書かれたもの、どちらが魅力的なネーミングでしょうか。同じ商品でもネーミングだけで売れる、売れないの差が出てしまいます。
ネーミングを考える際のポイントは、
1.検索されやすいワードを入れる。(特殊記号は検索されないのでネーミングには不向きです。)ハッシュタグでキーワードを増やす。 2.長すぎてトップページでは何か分からないようなネーミングは避ける。
ハンドメイドは生活必需品ではない為,安ければよいという単純な方式は当てはまりません。サイトで自分の作品と同じような商品を検索し、価格を参考にしてみてください。また、原価、経費(送料など)などかかるコストが販売価格よりも下回ることも厳禁です。相場とコストを考慮し、適正な料金設定を心がけてください。サイトを訪れたときに、どんな物が売れているかを一緒に確認することも売れる商品を作る為のヒントになります。
売れる売れないに関わらず、お客様から何らかのアクションがあれば迅速、丁寧に対応します。売れた場合は、お礼メッセージを必ず送り、気持ちのよい取引を通じてリピート顧客獲得を目指します。
また、可能であれば購入者にレビューの記入をお願いしましょう。特に初心者は、レビューや評価がない為に「信用度が不明」とみなされ、それが売れない理由の1つになります。但しレビューの記入は全取引の約30%にとどまっているのも事実です。書いてもらう為には、レビュー特典を付けるなど新たな工夫も必要です。
ネットは出品が手軽な為、次々に新しい商品がアップされます。時間が経てばどんどん埋もれて閲覧数が減るのです。自分のターゲットとする客層が閲覧しそうな時間を狙って掲載することで、ターゲット層に見てもらうチャンスを増やします。
例:主婦層:12:00-16:00頃 学生や会社員:19:00-23:00頃
上記の時間にターゲットを合わせるのであれば、ターゲット層が閲覧するであろう時間の1時間前くらいに新商品をアップすると効果的です。
イベントでは、自分のブースがお客様の目にとまるよう展示します。コツは、なるべく見やすくお客様を引きつけるセッティングになるようにすることです。
たとえば、小さなアクセサリーなどの商品はコルクボードやラックを使って吊るして高さを出す。横の空間だけでなく、立体的に縦の空間も活かします。また、目玉商品は目につきやすい場所に展示し集客数を増やします。統一感がなくならない程度に商品を多目に展示することも、立ち寄り難さを無くすテクニックの1つです。
ポップや装飾を使って、自分の販売ブースを統一感のあるお洒落なものに仕上げます。装飾は自分の商品イメージに合わせて緑や花などを飾ってもよいですし、光を取り入れてもよいでしょう。ただし、統一感が失われてごちゃごちゃした雑な雰囲気になってしまわないよう、商品や装飾などは全体の色や素材がなるべく統一のあるものになるようにします。
ハンドメイドイベントでは、プレゼントや親しい人用に複数の商品を購入してくれるお客様がいます。商品を丁寧に扱い、お客様の気持ちが上がるラッピングをします。
ただし、お客様の目の前で複数のラッピングを丁寧にやるとなると、待たれているという焦りも出ますし時間もかかります。出来るだけ商品を入れたら渡せるような簡易ラッピングがオススメです。
ハンドメイドサイトで人気作家としてランクインしている作家は、お店の名前とショップロゴを持っています。ロゴのデザインは、自分で作ることも出来ますがプロに作ってもらうことも出来ます。無くてもいいと思われがちですが、ロゴがあれば作品の特別感が増し、一気にプロっぽさが出ます。
販売に繋がれば、名刺かショップカードをつけると高感度が上がります。同じ作家をリピートする理由の1つとして、作家の人柄のよさが必ず重要視されます。 発送などでお客様に商品を引き渡す場合は、名刺やカードの裏に手書きでメッセージを添えるとより丁寧です。
数多くのライバルがいるハンドメイド業界において、お客様が価値を見出せるかどうか、同じような作品がある中でこの商品が欲しいと思ってもらえるかどうかは、作家が出す世界観にも左右されます。個性的すぎても懸念されますが、ネット、イベントいずれの場合でもお店のカラー、世界観をしっかりとアピールしましょう。
ブログやインスタグラムなどのSNSは、無料で情報発信が出来るツールです。SNSで新作や制作日記などを発信することで、お客様に商品を見てもらうチャンスです。
SNSで掲載する情報としては、販売サイトでは載せない内容や写真をアップします。これを活用することで、より自分の商品や世界観をアピール出来るだけでなく、たとえばインスタグラムで自身のサイトURLを貼り、ハンドメイド販売サイトへ誘導出来ます。とくにインスタグラムはショッピング機能がある為、minneなどのアカウントと連携させることで、手数料なしでハンドメイド販売に繋がる可能性もあります。
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