もっとも手軽に始めることが出来、初心者の方にオススメです。 基本的には各社販売サイトへの登録は無料で、売買が成立したときに手数料を運営会社に支払う仕組みです。登録も簡単で、パソコンもしくはスマホから無料登録でき、出品もデジカメやスマホで撮影した画像を使って出来る為、ハンドメイド作品以外に新しく準備する物がありません。
登録するサイトを選ぶコツは、自分の出品する作品とサイト登録者の客層を検討してください。また、登録自体に費用がかからないので、売れたらすぐに他のサイトからは商品を外す必要がありますが、複数サイトに同じ商品を出品することも可能です。具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。
・どんな方法よりも手軽に販売出来ます。 ・購入者にとっても手軽な方法の為、集客力に優れており、自分で顧客開拓する必要がない。 ・1品から出品、販売可能。 ・金銭のやり取りを運営会社が行う為、作家はハンドメイド作品の制作に専念出来ます。また、購入者が金銭を支払わなければ発送の義務はなく、金銭トラブルも起きにくい。
・多くの作品が掲載されている為、作品を目立たせるのが難しい。(例:作家登録者数ナンバー1のminneでは、約700万点の作品が出品されています。)
・注文の受付、在庫確認、梱包、発送という一連の作業を自身で行う必要があり、大量に出品、販売する場合は対応が困難。
・商品が売れた際、販売金額から8-20%の手数料が引かれる。(手数料は各社サイトにより異なります。大手サイトの中で最安値はminneの10%)
この販売手数料の支払いを少なくしたい場合は、自分でネットショップをつくり販売する方法があります。
・ホームページ(ネットショップ)の運用費用が別途かかるが、販売手数料などを支払う必要がない。 (baseなどのネットショップ開設サイトを使用して開設した場合は、手数料要。ただし、baseは手数料6.6%+40円と既存サイトを使用するより販売手数料が安価) ・ショップのデザインを自由にアレンジ出来るため、自分の作風にあったショップを作ることが可能。
・集客を自分で行う必要があり、その為にはSEO対策やブログ記事作成などのホームページ運用と作品販売以外の努力が必要。 ・PayPalなどの決済代行サービスを利用した場合、別途手数料が必要。
・接客、ラッピングなどの販売に関わる工程、金銭のやり取りをお店に一任出来る。 ・お客様に実物を見て買ってもらえる。 ・ネットショップと並行して販売を行う場合、実店舗に出品することでPR材料が増える。 ・集客数の多い店舗への出品が出来れば、それだけ目にとまるチャンスも増える。
・ハンドメイド作品を置いてもらう店舗との連携が必要になり、契約書や納品書の作成などビジネス書類の作成が必要。 ・委託をお願いする店舗の開拓、営業を行う必要があり、お店を見つけても審査で不採用になるケースがある。また、店舗の開拓には自分の作風にあった雰囲気、客層のお店を見つける必要がある。 ・販売手数料や委託料が割高(20%〜40%程度)、お店によっては売れなくても場所代として費用を支払う場合があり、商品が売れなければマイナスになることもある。 ・お客様の目や手に直接触れることで、万引きや破損などのリスクを伴う。
・作品を手に取ってみてもらうことが出来、自分の言葉で商品アピールをお客様に直接伝えることが出来る。 ・お客様のリアルな反応を自分で聞くことが出来る。また、売れなくても意見を聞くことでマーケット調査が出来、次回作品の参考にもなる。 ・他のハンドメイド作家と交流が生まれ、その後の情報交換が出来るチャンスがある。
・イベント出展料が約10万円と高額。(イベント、ブースサイズによって金額が異なります。最小ブースで1.5-2万円程度。他に、机やパネルなどの什器レンタル費用(1万円程度)、宿泊代や交通費、商品や什器の搬入費用、その他雑費などがかかります。) ・展示のディスプレイに工夫が必要で、商品だけではなく商品タグ、POP、什器の準備など出展準備が大変。 ・出展費用が高額な為、黒字販売はハードルが高い。 ・自分で接客から販売まですべてを行う。 ・イベントの集客数によっては、ブースへの立ち寄り数が極端に少ないことがある。
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