レジンそのものは基本的には無色透明です。そのため、中にチャームや押し花、ビーズなどを入れることで、他の素材を引き立たせることができます。もちろん、赤や青、白や黒などの色付きのレジンもあります。いろいろな色のついたレジンを買うことで、作品のバリエーションが広がるでしょう。
レジンに色を付けて、自分だけのカラーのレジンを作ることもできます。レジン専用の着色料が売っているので、手芸店やホームセンター、100円ショップなどで買ってくればレジンを着色することができます。
また基本色のレジン着色料を買ってきて、赤と白を混ぜてピンク、黄色と赤を混ぜてオレンジなど、いろいろな色を作り出すこともできます。すべて同じ色にしなくても、グラデーションにして色の変化を出すことも可能です。
レジン用の着色料を使う場合は、液体状のものが使いやすいです。また、レジン専用の着色料なら、レジンの透明感を活かすことができます。
商品によって色合いや着色度合いは異なります。ちょっと入れただけで濃い色が付く場合もありますから、最初は少しずつ着色するようにしましょう。また、着色料を入れて濃い色をつけすぎると、紫外線がレジンの中まで届かず固まらなくなることもありますから注意してください。
もっともポピュラーなのが、宝石の雫というシリーズです。一滴でもかなりの着色力があり、液体状なので混ぜ込みやすい特長もあります。基本カラー12色と、ネオンカラー4色、偏光カラーもあります。
レジン用着色料には、パウダー状のものもあります。液体状の物よりは若干混ぜにくいという難点もありますが、慣れれば簡単に使えるようになります。100円ショップなどにも売っていて、ダイソーでは「UVクラフトレジン専用カラー顔料」などを取り扱っています。
蛍光色のタイプやパステルカラータイプなどもありますから、好きな色の着色料を選んでみてください。
アクリル絵の具をレジンに混ぜ込むことでも、色を出すことができます。レジン専用の着色料だとカラーバリエーションが少ないかもしれません。その場合は、一般的なアクリル絵の具を使うことで、バリエーションを出すことができます。
もちろん、複数の絵の具を混ぜて、独自のカラーを作ることも可能です。アクリル絵の具の場合、レジンに透明感を出すことはできません。完全に着色してしまう形になるので、注意しましょう。
マニキュアをレジンに練りこんで着色することもできます。マニキュアには珍しい色やラメ入りのものもあり、普通の着色料やアクリル絵の具では出せない風合いを出すことができます。
ただし、マニキュアを混ぜすぎると固まりにくくなる、マニキュアは粘度が高いので混ぜにくいというデメリットもありますから、上級者向けかもしれません。また、レジンが固まった後に、マニキュアを表面に塗ってもよいでしょう。いろいろな着色の仕方を独自に編み出してみてください。
まず、レジンを着色するための、プラスチックや紙皿など皿を用意しましょう。その上にレジンを出し、着色料を乗せます。着色料は少量でも十分濃い色が付きますから、つまようじなどで少しずつ出せば十分です。徐々に色を濃くしていくことは簡単ですが薄めるのは難しいので、着色料は少量ずつ混ぜるようにしましょう。
混ぜる際には、必ず乾いたつまようじやわりばしで混ぜてください。レジンに水分が付いているとレジンに水分が混ざり、後で腐敗する原因になります。
着色料を混ぜる際には、混ぜ足りないのも混ぜすぎてもダメです。混ぜ方が足りないと色ムラができてしまいますし、混ぜすぎは硬化不足の原因になります。
また、混ぜる時に勢いよく混ぜると、気泡が入ってしまいます。気泡を入れて風合いを出したいのでなければ、空気を混ぜ込まないように静かに混ぜましょう。
アクリル絵の具を使う際にも、混ぜすぎに注意してください。少しの量でもしっかりと発色するので、少しずつ絵の具を混ぜるようにしましょう。
レジンは透明なので、中に花やチャームなどを入れることで美しい作品が出来上がります。透明感がある作品を作るのに、レジンはとても適しているのです。
そのため、レジンの着色にはクリアタイプの顔料を使うことをオススメします。そうすれば、透明なレジンの中に色がついているチャームなどを入れる以外にも、レジンに色がついている作品も作ることができます。
エポキシレジンは主剤と硬化剤を混ぜると固まり始めます。着色料は、主剤に混ぜていきます。そして、色が決まったら硬化剤を混ぜましょう。硬化剤を混ぜると量が増えて色が薄くなることも考慮して、色を決めてください。
色ムラが出ないようにしっかり混ぜる必要はありますが、混ぜすぎるとうまく固まらなくなる可能性もあります。ある程度混ざったら、それ以上混ぜすぎないように注意してください。混ぜる際に着色料がダマになる可能性もありますから、ダマができないように混ぜましょう。
エポキシレジンを使うと厚みのある作品も作成が可能です。しかし、大きくなれば大きくなるほど、着色するのが難しくなります。そのため、最初は小さい作品にして、慣れてきたら徐々に大きい作品にチャレンジするのがよいでしょう。
レジンの着色を行う際には、少しずつ調整していくのがポイントです。最初から着色料を入れすぎると、色が濃くなりすぎてしまいます。色が濃いレジンに後からレジンを追加して色を薄くするのはとても難しいです。最初は薄めに着色し、徐々に着色料を足していきましょう。少しずつ調節するのがポイントです。
レジンアクセサリーを作る際に、着色ができるようになると一気に作品のバリエーションが広がります。UVレジンやエポキシレジン専用の着色料が売っています。液状やパウダー状の着色料が使いやすいでしょう。アクリル絵の具を混ぜ込んで使ってもいろいろな色を出すことができます。
着色料を混ぜる際には、混ぜすぎても気泡が入りますし、混ぜ足りないと色ムラができてしまいますので、注意しましょう。着色のポイントは、少しずつ着色料を増やして色を見ながら調節することです。
レジンの着色ができるようになると、作品の幅が広がります。ぜひ、レジンの着色に挑戦して、カラーバリエーション豊かな作品を作ってみてください。
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