カリグラフィー資格のカリグラフィーデザイナー資格とは、カリグラフィーデザイナーとして、カリグラフィーの歴史、カリグラフィーに必要な道具、カリグラフィーの練習方法や上達するためのコツ、カリグラフィー業界の知識やアート作品、カリグラフィーで使われるエックスハイトといった専門用語の知識など、カリグラフィーに関する知識を有していることが証明されます。
資格取得後は、カリグラフィーデザイナーとして活躍でき、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 10,000円(消費税込み) |
受験申請 | インターネットからの申込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 以下参照 |
手書きのメッセージカードやイラストをもらった時にまるで印刷で書き出したかのような整った綺麗な文字を見たことがあるでしょうか?それはカリグラフィーによって書かれたものかもしれません。カリグラフィーとは西洋や中東などで発展した文字を美しく見せるための技法です。その特徴から日本の書道に例えられることが多々あります。
カリグラフィーの起源は非常に古く古代ローマまでさかのぼると言われています。文字を書き写したり記録するための紙やノートは今でこそ安価で簡単に手に入れることができますが、かつて記録媒体として用いられていた羊皮紙は非常に高価で限りのあるものでした。そこで羊皮紙を無駄にしないために一つの紙に少しでも文字を詰め込むように開発研究されたのがカリグラフィーです。カリグラフィーは時代とともに変化していき多種多様な書体が誕生していきました。代表的なものとしては最古の書体であるキャピタル・モニュメンタリス、小文字を使った書体の起源とされるローマン・ラスティック、ローマ教皇庁で採用されているイタリック体などがあります。さまざまな書体の使われ方や歴史を学んでカリグラフィーについて理解し、たくさん練習して技法を身につけましょう!
それではあのように綺麗な文字を書くにはどうしたら良いのでしょうか?実はカリグラフィー専用の道具があります。一般的なものとしてはまずスピードボールが挙げられます。スピードボールとは軸となるホルダーに金属製のペン先を差し込んで使う筆記具で、漫画で用いられるつけペンをイメージするとわかりやすいでしょう。他には先が二股に分かれていたり、お好み焼きのコテのような形状をしたオートマチックペンがあります。こちらは太めの線やラインの入った線を書くのに使用されます。
そして実際に書き始める場合は自分で好きなように試してみるのも良いのですが、何かお手本となるカリグラフィーを用意して写したり、練習本などを利用すると飽きたり挫折することなく様々な書体の練習をすることができるのでおすすめです。また専用の道具でなくとも絵画用具として売られている平筆でも書くことができます。専用の道具を使うのが一般的ですが、ある程度慣れてきたら先ほどの平筆を始めとした身の回りにある文具を使ってどのような文字が書けるのか試してみるのも良いでしょう。十分に練習ができたなと感じたのなら今度は自分でなにか文字を書いてみてご家族やお友達に見せてみましょう!たとえ下手でも構いません。どんどん書いて自由に表現を楽しんでみてください!
受験申込期間 | 2024年11月1日〜30日 |
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受験票 試験問題 解答用紙発送日 |
随時 |
答案提出期限 | 2024年12月30日必着 |
合否発表日 | 2025年2月10日 |
文字を華やかに美しく見せることができるカリグラフィー。そんな美しい飾り文字を、自分の手で書けるようになりたいと思いませんか?カリグラフィーにはいろいろな書体がありますが、初心者は...